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『心理学』を活用し、上手く生きていく!

心に響く褒め方、やってはいけない叱り方

 

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子どものこと、ちゃんと褒めてあげてますか?

間違った叱り方、していませんか?

 

正しい褒め方をしないと子どもに伝わらないし、間違った叱り方をすると傷つけてしまうことがあります。

 

褒めるポイント・叱るポイントを意識することで効果が変わってくることをご存知でしょうか?

目を向ける階層をずらせば良くも悪くもなります。

「え?どういうこと?」って思われたかもしれません。

 

「人間には意識の階層がある」

そう提唱したのはコミュニケーション心理学「NLP」のトレーナーとして広く世に広げたロバート・ディルツ氏です。

元々、文化人類学・精神医学などの研究者であったグレゴリー・ベイトソン氏の学習理論における階層性をもとに体系化。

彼はその意識の階層を6つに分けました。

NLPの分野においては『ニューロ・ロジカルレベル』と呼ばれています。

 

この6つの階層について下層部から「ご説明します。

 

環境レベル

私たちが振る舞いを起こす外的世界のことです。

自分自身以外のものすべてになります。

よって他人や学校、会社、社会、食品、衣類などもすべて「環境」となります。

例えば、

「僕の頭が悪いのは、偏差値の低い学校に行ったせいだ」

「この業界の景気が悪いのは、今の日本の社会制度に問題があるからだ」

これ、すべて「環境」のせいにしているのです。

 

行動レベル

自分の外的世界に対する適応反応のことです。

環境の中において自分が何をするのか、または何を行ったかが「行動」となります。

例えば、

「読書をする」

「片付けをする」

「料理をする」

これは、すべて「行動」を起こしています。

心理学では自分の外的世界を接点となるものを「行動」といいます。

 

能力レベル

行動(振る舞い)を支える要素となります。

決断、創造性、記憶、行動のパフォーマンスをあげる認知戦略や技術を含みます。

例えば、

「読んだ内容をちゃんと記憶している」

「きちんと整理整頓できる」

「絶妙な味付けである」

お気づきかと思いますが、先程の「行動」に「能力」が加わっています。

 

 価値観・信念レベル

能力を選択するための基準や考え方となります。

「なぜ」それをするのか、もしくはしないのかという動機の部分です。

良くも悪くも、この動機を満たすためのものです。

例えば、

「しかと記憶できることで自分の成長につながる」

「整理整頓をすることで、心が穏やかになる」

「料理を褒めてもらえることで満足感が得られる」

このように、自分の行動についての動機付けを模索しているのです。

自己認識レベル

外的世界への態度を決める自分の「在り方」になります。

「自分をどう評価しているか?」「どんな人になりたいか?」に焦点をあてます。

例えば、

「沢山本を読んで賢く思われたい」

「理路整然とした空間で優雅に過ごしたい」

「料理上手でありたい」

なりたい自分を想像している部分となります。

ウソでも自己認識を高めることで、行動が変わってくるのです。

スピリチュアルレベル 

自分自身の在り方を昇華(ある状態から飛躍)させていきます。

「何のために」「誰のために」が基準となります。

上記の例でいくと、

「賢く思われたいのは何のためか?」

と、いうことになります。

 

上のレベルの階層(スピリチュアル)に近づくほど主観的になり、下のレベルの階層(環境)に近づくほど客観的になります。

そして、上のレベルのほうが下のレベルに与える影響のほうが大きいのです。

 

この特性を理解して正しい褒め方、間違った叱り方のポイントを押さえていきます。

 

 

【褒める場合】

「能力レベル」より上位階層で褒めると心に響きやすくなります。

例えば、子どもがお片付けをできたとします。

「ありがとう。ちゃんとお片付け手伝いできてえらいね。」

「行動レベル」で褒めていますね。

間違いではないですが、こちらはどうでしょう?

「すごいじゃん!〇〇がここまでキチンと片づけることができるなんてビックリしたよ!」

上の「能力レベル」で褒めているのです。

どうでしょう?

こちらのほうが心に響くと思いませんか?

 

このようにレベルを一つあげて褒めるのがポイントとなります。

 

【叱る場合】

逆に「行動レベル」以下で叱るのが基本です。

例えば、宿題をせずに遊んでいた子どもに先に宿題をさせたいとします。

そのときは、「宿題を済ませてから遊ぶように」と「行動レベル」で叱るのはよくある話ではないでしょうか。

 

絶対やってはいけないのが「能力レベル」以上で叱ること。

「〇〇はただでさえ書くの遅いんだから、先に宿題やってしまいなさい」

このように「能力レベル」で叱る発言をしてしまうと、心を傷つけてしまう可能性が高くなります。

 

ただし、「能力レベル」を肯定した上で叱るなら別です。

「〇〇は賢いからこれくらいの宿題なんかすぐに終わるでしょ?先にやってしまいなさい」

 

どうでしょう?

全く違う印象を受けませんか?

 

まとめ

今回は子どもの褒め方・叱り方についてお伝えしましたが、

このニューロ・ロジカルレベルは普段の対人関係や恋愛、ビジネスの場でも応用できるものです。

相手がどの階層で悩んでいるのか?

指示を出すのにどの階層で話すべきか?

上記の階層を頭で描けるよう意識してみてください。

きっとコミュニケーションがうまくいくようになるはずです。