あなたには何か目標がありますか?
「6LDKくらいの大きな家に住みたい!」
「念願だったフェラーリを手に入れて日本一周したい!」
「自分のスキルを活かして起業、個人事業主で成功したい!」
など、大きな目標を抱いている人もいれば、
「3年以内に部長昇進を目指す!」
「彼女(彼氏)とハワイ旅行に行きたい!」
「東京大学に進学したい!」
など、現実的な目標をたてる人もいます。
人によってスケールは違えど、その目標に向かって行動していきます。
しかし、「自分には何の目標もない」「取り柄がなく、やりたいこともない。自分はつまらない人間だ」と嘆く人も多くいます。
それはもしかしたら、人より行動する量が少ないのかもしれません。
明確な目標を抱いている人は、今まで多くの行動をしてきていると考えます。
なぜなら、数多くの行動してきた人ほど失敗も含め多くの体験をしているからです。
体験が多いから、これがが楽しい、またはやりたいといった感情が芽生えます。
コミュニケーション心理学である「NLP」に『アウトカム』という言葉があります。
「目標」「自分が思う望ましい状態」という意味です。
この、アウトカムの達成(目標の達成)のための必要な要素は、
「思考」×「心の状態」×「能力」のかけ算になります。
ここでいう能力とは、行動の量✕行動の質のこと。
とにかく行動を起こして、フィードバック(うまくいった、うまくいかなかった)を得て
行動の質を高めていくことが重要となってくるのです。
目標を持つことで得られるメリットもあります。
①意識を向けることで情報の選別ができる。
今の自分にとってやるべきことがわかるので、無駄なことに時間を使わなくなります。
②小さなステップを登っていく。
少しずつでも成長を感じることで、達成感が得られます。
③やることが明確になる。
充実した日々が過ごせるようになります。
④誰かの役に立つ。
周りの人に喜ばれる場合もあるでしょう。幸福感が得られます。
結果、自分の承認欲求が満たされることになるのです。
良いこと尽くめですよね。
「目標を立てたら良いのはわかったが、漠然としている。どうやって目標をたてたらいいのかわからない」という声も聞こえてきそうなので、具体的な流れをお伝えします。
目標を明確にするには下記の8つの質問に答えていきます。
1.あなたのゴールは何ですか?
2.手に入ったとどのようにしてわかりますか?
3.いつ・どこで・誰と創りますか?
4.あなたの周囲や環境はどう変わりますか?
5.すでに持っているリソース(資源・スキル)は何ですか?
6.それを手に入れようとするのを止めているものは何ですか?
7.ゴールすることによって、どのような意味がありますか?
8.まず、何から始めますか?
1のゴールがわからないなら、身近なことでも良いと思います。
「彼女をつくる」とか「体重を5kg落とす」とか、そんなことでも構いません。
上記の8フレームを明確にすることで、ゴールを手に入れるための意味付けができるのです。
それが達成できたなら、また新しく目標を設定する。
それを繰り返し達成していくことで、自分に自信が溢れてくるようになり、心が豊かになってくるのではないでしょうか。
フランスの哲学者 ジャン=ジャック・ルソーは、こう残しています。
生きるとは、ただ息をすることではない。行動することだ。
とにかく動こう、何でもチャレンジしていこうと伝えています。
さぁ、今日から何を始めますか?